メディカル・ウィッグ* の素材に適した髪の毛とは?

 

 

 

 

  • 31cm以上の長さがあること

  • カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK

  • 完全に乾いていること

 

「メディカル・ウィッグ」は、厳しい基準をクリアした「JIS規格適合品(JIS S9623)」にのみ許された名称です。
JHD&Cではメディカル・ウィッグに使用する毛髪の長さを「31cm以上」と定めています。この長さは、頭をすっぽりと覆う全頭用ウィッグに用いる毛髪の世界的な基準「12インチ」をセンチメートルに換算した数字です。


 

※31cm未満でも、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容師さんが練習で使うカットマネキンの素材として転売することで役立てています。これはウィッグ製作費の一部になります。

 軽く引っ張っただけできれてしまうほどの極端なダメージがなければ大丈夫です。

 

※年齢や国籍、性別、髪色、髪質は問いません。クセ毛やグレイヘア(白髪)でも問題なく使用できます。

 

※クセ毛の場合は、軽く伸ばした状態で長さを測ってください。

 

※カットの前に、決して髪の毛を濡らさないでください!
必ず「シャンプー前のドネーションカット」でお願いします。
少しでも湿っていると雑菌が繁殖したりカビが生えたりして、ウィッグの素材として利用できなくなります。

寄付する髪の長さを決める 

メディカルウイッグにするためには、31cm以上の長さが必要です。

切った後、どのようなヘアスタイルにするのか担当者と相談します。

     

 

 

 

 

 

 

 

   

  髪の毛を切る

 

髪を小さい束に分けてゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカット。
ほんの少しの湿り気もカビや雑菌の原因になります。必ずシャンプーの前にカットをしてください。

 

※毛束が太いとハサミがギザギザに入り、切り口が斜めになって十分な長さが取れません。また、結び目がゆるんで、配達中に髪の毛がバラバラになる事がありますのでご注意ください。

 

※シャンプー後に髪の毛をドライヤーで乾かしても、毛束の内部は湿っています。湿った髪の毛は雑菌やカビが繫殖しやすく、他の方の髪の毛と混ざると全体がダメになってしまいます。せっかくの髪の毛をムダにしないために、必ず「シャンプー前のドネーションカット」

をお守りください!